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2020.05.04 その他

営業は有休がとりづらい?有給休暇を上手に活用して働こう

企業で働く人の権利に、有給休暇があります。とはいえ、有給休暇がなかなか取れない、一度も使ったことがない、という声も少なくありません。特に、営業職は有休を取りづらいと聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。ここでは、日本の営業職をとりまく有給休暇事情と、メリハリをつけて上手に働くコツを紹介します。営業職でプライベートを充実させながら働きたい人は、ぜひ参考にしてください。

営業職は有休が取りづらい?


営業職は本当に有給が取りづらいのでしょうか。営業職の有給休暇の現状について解説します。

そもそも日本の有休消化率は世界ワーストレベル

日本の営業職は有休が取りづらいのは事実です。その裏には、営業職を含めた日本で働く人すべての有休消化率が低いという現状があります。エクスペディアが発表した、「世界19ヶ国 有給休暇・国際比較調査2018」によると、日本の有休消化率は世界19ヶ国中最下位という結果になりました。

しかも、18位のオーストラリアが有休消化率70%であるのに対して、日本は有休消化率50%です。日本で働く人の全体で約半分の人しか、有休を消化していないことになります。これに加えて、年間の有給取得数も日本は最下位になりました。上位の国が年間有休を30日きっちり消化するのに対して、日本は与えられた10日間も満足に消化できない人が多数なのです。

営業の約3割が「1回も有休を取っていない」

日本全体の有休消化率が低いことに加えて、そのなかでも営業職は特に有休が取得できない職種のひとつでもあります。株式会社ビズオーシャンが行った「働き方の実態」や「プライベートの過ごし方と働き方の関係」などについてのアンケート結果によると、調査対象になった日本全国の新規開拓営業職の会社員のうち、約3割が1回も有休を取得していない、という結果が出ました。

これに加えて、1日平均13時間以上働く人の約5割以上が、年間に1日も有給休暇を取得できていない現状も分かりました。つまり、営業職のなかでも1日に長く働く人ほど、有給休暇が取得しづらいのです。

なぜ営業職は有給休暇を取得できないのか、理由を次で解説します。

なぜ有休をとれない営業が多いのか


営業職が有休を取れない背景には、有休を取りづらい雰囲気と、休んだ分だけ仕事が増えてしまう、という2つの原因があります。

有休を取りづらい雰囲気があるから

営業職が有休消化できない原因のひとつが、有休を取りづらい雰囲気が会社にあるからです。上司や先輩が有休を取得しないため自分から取得しづらい、有休を含めてあまり休まないように言われているという環境にある人が多くなっています。

特に、周りで誰も有休を取得しないと自分から有休を取る勇気が出ない、という人もいるでしょう。さらに、人手不足などで休むと迷惑がかかる、査定に響くなどの理由で有休を取りづらいと感じる人もたくさんいます。

休んだ分仕事量が増えるから

有休自体は取得できそうでも、休んだ分だけ仕事がたまってしまう…という人も、なかなか有休を取得できません。会社が人手不足のため休んだ分だけあとでしわ寄せがくる、という原因のほか業務が忙しく、休み自体が取れない、というのも原因です。

特に営業職は1日で行なう業務の量も多く、休んだ分の仕事が後ろ倒しになってしまいます。営業活動のほか、見積書や請求書などのデスクワーク、顧客へのアフターフォローなども業務です。忙しいからこそ、仕事がたまって後から負担にならないように、あえて有休を取らない営業職も多くなっています。

ほかにも、有休を使うだけの理由やタイミングがない、いざというときのために取っておいて結局使わない、というのも理由になっています。特に、共働きで働く営業職の人は、子どもの病気や行事のために有休を取っておきたいという人も多いでしょう。

とはいえ、有休は営業も含めて働く人に与えられた権利です。権利だからこそ、有休はできることなら消化したいですよね。営業職が堂々と、かつ後から負担なく有休を取得し、メリハリをつけて働くためのポイントを次に解説します。

うまくメリハリをつけて働くためには


営業職は周りが有休を取らないためとりにくい、忙しいなどの理由で有休を取得できない人が多いと分かりました。とはいえ、せっかくの権利だからこそ、しっかり休むときは休みたい、有休を使いたい、という人も多いです。営業職が有給休暇を取得し、オンオフのメリハリをつけて働くための2つのポイントを解説します。

有休申請と引継ぎは早めに行う

有休を取得しようと思ったら、申請と引継ぎを早めに行いましょう。有休期間中、自分が抜けた穴をほかの人が埋めることになります。あらかじめ、周りに有休を取得する予定であることを上司に早めに伝えておくと、スムーズな取得につながります。

具体的には、2~3日の休みなら1週間前までに、1か月程度の休みなら1か月前までには上司に話しておくのが重要です。逆にギリギリまで有休を取ることを言わず、いきなり申請してしまうと仕事の忙しい期間では取得が認められないことがあります。

有休の申請を行なったら、休みまでに仕事の引継ぎはしっかりと行っておきましょう。引き継ぎをしっかり行っていないと、せっかくの有休期間中に連絡があったり、やむを得ず出社することになったりする可能性があります。休みの期間が長ければ長いほど引き継ぐ内容も多くなりますので、早めに、かつ計画的に引継ぎをするのが重要です。

休日の連絡はメールなどで対応する

お客様や取引先から連絡が来た場合にも対応できるように、有休休暇メールの自動応答設定もしておきましょう。自動応答メールには、いつから出社するかと休み期間中の連絡先(休み中に引き継いだ人のメールアドレスなど)を記載しておきます。

もしも有休期間中に会社の携帯に連絡があった場合は、電話には出ずメールで対応するようにしましょう。電話に出てしまうと、せっかくの休みなのに仕事モードが抜けません。有休中であることと、要件についてを丁寧にメールで返信するようにしましょう。

まとめ

営業職でも、前もって申請する、メールを自動返信にするなど工夫をすれば有休休暇が取得できます。忙しい業種だからこそ、有給休暇をしっかり取得して、メリハリをつけて働きましょう。
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