第二新卒の転職は「営業」がおすすめ！未経験でも転職成功のコツを解説

「新卒で入った会社や仕事が合わない気がする」「退職したはいいが、自分に合う仕事が分からない」など第二新卒での転職に悩む人も多いですよね。第二新卒での転職は、未経験でも挑戦できる営業職がおすすめです。そこで今回は、第二新卒の転職に営業職がおすすめの理由を、転職を成功させるコツとともに紹介します。今まさに第二新卒で転職に悩んでいる人は、参考にしてください。

第二新卒とは一体何なの？

「新卒」とも、中途採用で使われる「既卒」とも異なる「第二新卒」という立場の定義についておさえておきましょう。

第二新卒の定義とは

第二新卒とは「学校を卒業後1～3年で、転職または就職をする25歳前後の若年層」を指します。
なお、第二新卒と似た言葉に「既卒」があります。第二新卒とは、学校卒業後正社員として働いたことのある人が就職、転職を目指すことを指しますが、既卒は学校卒業後一度も正社員として勤務経験がない人を指します。具体的には、新卒での就職活動を行わず留学などの後に改めて就職活動を行う人などです。
なお、卒業後パートやアルバイト、非正規雇用として働いていた人が正規雇用を目指すために転職する場合は、第二新卒と定義されることがあります。

第二新卒の割合

第二新卒は、年々増加傾向にあります。特に、新卒として内定をもらった会社に就職後、仕事や企業の雰囲気が合わずに退職する人が第二新卒になるパターンが多いのです。

厚生労働省発表の大学新卒者の離職率統計では「約30％が3年以内に辞めている」という調査結果が出ています。なぜ多くの人が内定をもらった会社を早期離職してしまうかは、景気の低迷で企業の採用者数自体が減少していることや、新卒での就職活動の時期が早期、かつ短期のため自分に合った仕事や企業がなかなか見つからず、就職先とのミスマッチを起こしてしまうことが原因と言われています。
参考：厚生労働省｜新規学卒就職者の離職状況（平成27年３月卒業者の状況）を公表します

第二新卒自体は増加傾向にありますが、一方企業側の採用ニーズも増加していることも見逃せません。今後の第二新卒の採用について、6割の企業が積極的に行う予定との回答も出ています。企業側としては、新卒採用が売り手市場になっていることに加えて、若年層の人材確保のために、第二新卒の需要が高まっているのです。

第二新卒は転職しやすい？

第二新卒の採用ニーズは増加していることが分かりました。しかしながら、今働いている企業を辞めたあと、転職に失敗しないか不安になる人も多いですよね。第二新卒として転職すべきかしないべきか迷っている人のために、第二新卒の転職に活かせる強みについて解説します。

第二新卒の強みとは

第二新卒とは、新卒と即戦力のちょうど中間となる立場です。少しでも勤務実績があれば、社会人経験のない新卒よりも即戦力になりやすい存在でもあります。新卒よりも教育に欠ける時間や手間、費用などのコストもかからないため、若年層の人材育成のうえで企業にとって第二新卒はプラスに働くのです。
ほかにも、前職の企業のカラーに染まっていないため、柔軟な考え方や仕事の仕方を身につけられる、また新卒が売り手市場のため新卒採用で確保できなかった若年層の人材確保に第二新卒が適している、などの理由も、第二新卒の強みといえます。

第二新卒でも挑戦しやすいのが「営業」

第二新卒として転職をする場合、挑戦しやすい業種としてあがるのが「営業」です。営業は、新卒はもちろん、第二新卒、既卒でも求人数が多く、間口も広くなっているのが特徴です。

営業は、未経験でも応募できる求人が多くなっていて、学歴や専攻学科などを問われないことも多いです。とはいえ、営業といっても業種によっては学歴や営業経験の有無が問われることがあります。そのため、第二新卒として営業に挑戦する場合には、未経験でも可能か、何の業種かを確認したうえで、応募する求人に合わせた対策が必要となります。

第二新卒で転職を成功させるコツ

第二新卒で転職を成功させるためのポイントを見てみましょう。
まず、企業へ仕事への意欲ややる気をアピールすることです。第二新卒の場合、離職経験があるため企業の採用担当者からは「採用してもまたすぐにやめてしまうかもしれない」と思われてしまう場合があります。そのため、応募する企業へ意欲の高さをアピールすることが重要になります。

次に、新卒よりも即戦力になりやすいという観点から、基本的なビジネスマナーや社会人としての身だしなみや立ち居振る舞いなどのビジネススキルがあることをアピールできるように、しっかりと復習をしておきましょう。

最後に、企業の採用担当者から「一緒に働きたい」と思われることが重要です。そのためには、応募する業種が未経験でも、業務内容をしっかり理解していることや、熱意や人柄をアピールして、一緒に働きたい人と思ってもらえるようにしっかりと準備をしておきましょう。

まとめ

第二新卒は増加傾向にありますが、その分企業も第二新卒の採用ニーズが高くなっています。特に未経験から挑戦できる営業は第二新卒でも転職しやすい業種です。とはいえ、営業職にも学歴や営業経験の有無を問われることがあるため、応募する業種や企業を研究しなければいけません。

さらに、第二新卒は基本的なビジネスマナーや社会人としてのコミュニケーションスキルも求められることが多いため、なかには「満足な社会人経験がなくて、自信がない」という人も多いでしょう。そんな人のために、学歴不問、未経験歓迎のおすすめ営業求人を紹介します。

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